グループLINEでのやり取り、
地域の集まり、学校関係の調整…。
一生懸命伝えたつもりでも、
なぜか何度も話が蒸し返されたり、
思わぬ方向に話がズレてしまったり。
特定の誰かとのコミュニケーションに、
いつも神経を使ってしまうことってありませんか?
私の場合、それはAさんでした。
ある地域イベントの準備で
「参加人数の集計だけ」をお願いしたはずが、
なぜか全体への余計な通達(干渉)、
経緯の確認(詮索)、
さらには勝手なアレンジ(僭越)まで…。
悪気がないのはわかっているけれど、
「ちょっと待って、それは頼んでない…!」
余計な対応を増やされ、
筋違いで本質ではない事に時間を取られていく
というモヤモヤだけが積もっていく…
でも、
直接的に注意するとこじれそう。
かといって
放っておくと被害が拡大する・・・
そんなジレンマを抱えていた私が実践したのが、
「話の通じない人」にはテンプレート対応です。
この記事では、私がAさんとのやり取りで
実際に使ってきたフレーズも含めて、
10のよくあるパターン別に“正解の返し方”を書き留めておこうと思います。

Contents
- 1 パターン1|過去の連絡先や経緯を蒸し返してくる時
- 2 パターン2|「誰の判断か」「誰が決めたか」を探ってくる時
- 3 パターン3|「みんなのため」と言って勝手に動き出す時
- 4 パターン4|後出しで自己弁護してくる時
- 5 パターン5|「不満じゃないんだけど…」と前置きしてくる時
- 6 パターン6|「LINEが苦手で…」と責任回避してくる時
- 7 パターン7|「そんなつもりじゃなかった」と釈明してくる時
- 8 パターン8|「知っといた方が便利かと思って〜」と情報をばらまく時
- 9 パターン9|「なんとなく不安だから」と情報共有してくる時
- 10 パターン10|理由を細かく知りたがる、深堀りしてくる時
- 11 まとめ|巻き込まれず、でも冷たくならずに対応するコツ
パターン1|過去の連絡先や経緯を蒸し返してくる時
返し方:
「その点については今さら確認しても解決しないと思うので、このまま進めていただければ大丈夫だと思います!」
→ 過去の掘り返しには付き合わない。
「今ここ」に集中する姿勢を崩さないことがポイントです。
パターン2|「誰の判断か」「誰が決めたか」を探ってくる時
返し方:
「そのあたりの経緯を再確認する必要は特にないかと思います。今の体制で進めましょう」
→ 責任の所在をあいまいにされないために、“詮索ブロック”は即時対応で。
パターン3|「みんなのため」と言って勝手に動き出す時
返し方:
「皆さんが混乱しないように、必要なことだけを必要な範囲で共有しましょう!」
→ 「みんなのため」は便利な言い訳。実際は自己満足なケースも多いので、冷静に仕切り直して。
パターン4|後出しで自己弁護してくる時
返し方:
「背景については承知しました。ただ、今後はご自身の責任で、必要なことは必要な方と直接やり取りいただければと思います。」
→ 言い訳に同調すると巻き込まれるので、「私は関係ありません」という線引きをきっちり。
パターン5|「不満じゃないんだけど…」と前置きしてくる時
返し方:
「お気持ちは受け取りました。ただ、お互いの役割を尊重しながら進めることが一番大切だと思っています」
→ 前置きがあっても内容が批判なら、それは“指摘”。やんわり軌道修正を。
パターン6|「LINEが苦手で…」と責任回避してくる時
返し方:
「誤解を防ぐためにも、LINEでのやり取りは必要な時に簡潔に済ませていけたらと思います」
→ 苦手アピールに同情しすぎると全体が振り回される。ルールの明示を優先。
パターン7|「そんなつもりじゃなかった」と釈明してくる時
返し方:
「ご意図は理解しました。ですが、誤解を避けるためにも今後は事前の確認をお願いいたします」
→ “つもり”ではなく“事実”で対応。「意図より結果」をベースにルールを強化。
パターン8|「知っといた方が便利かと思って〜」と情報をばらまく時
返し方:
「その件は、必要な人だけが把握しておけば大丈夫です。私は関係ない内容は受け取らなくて大丈夫です」
→ 情報過多はストレスのもと。線引きすることで、自分の心のスペースも守れる。
パターン9|「なんとなく不安だから」と情報共有してくる時
返し方:
「皆が安心して進めるためにも、それぞれの役割の中で必要な情報だけ共有していきましょう」
→ 不安ベースの行動は連鎖する。仕切る時は“冷静さ”を基準に。
パターン10|理由を細かく知りたがる、深堀りしてくる時
返し方:
「詮索と、必要な情報共有は別のものだと考えています。その点をご理解いただけると助かります」
→ 探る姿勢には毅然と対応。相手の“知りたい”にすべて応える必要はありません。
まとめ|巻き込まれず、でも冷たくならずに対応するコツ
Aさんとのやり取りを通じて気づいたのは、
「通じない」と感じる人との関係を、
“無理に分かり合おうとしない”ことで
スムーズに保てるようになる、ということでした。
大切なのは、
- 自分がやるべきことの枠を明確にする
- 相手の感情に飲み込まれず、事実とルールで対応する
- でも冷たくならず、「敬意ある距離感」を保つこと
話の通じない相手と向き合うのはエネルギーが要りますが、
自分の軸と、このテンプレがあれば大丈夫!(笑)
理解できない人には
そもそもこちらが”教えてあげる”必要はないんですよね。
それに気づいた時、
私はスッキリしました。
不要なイライラに
自分の大切な時間を使われない為に。
淡々と対応!で乗り切りましょう。
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