いろいろな人がいます。
中には
「頼んでないのに情報を共有してくる人」
「勝手に私の人間関係の輪に入ろうとする人」
「自分で判断せず丸投げする人」など、
いわゆる“やっかいな人”も混ざっています。
今回ご紹介するのは
私が出会った上記3拍子揃った、
“共有という名の責任転嫁”をしてくるSさん
とのやり取りから学んだ
「こういう人にはこう対応した方がいい」
という4つのルールです。
感情的になることなく、
でも心の中では「ふざけんなよ」と思いながら
冷静に、かつ毅然と対応した結果、
自分の時間や労力を守ることができました。
同じようにモヤモヤしている方の参考になれば嬉しいです。
Contents
必要のない情報は、シンプルにかわす
私は今、地区委員の
子ども会の担当をしています。
にもかかわらず、
Sさん(地区委員の会計)は、頼んでもいないのに
地区委員の過去の収支が載った表を
共有してきました。
「今こういう感じです」
「一応把握しておいたほうが良いかなと思って」
……いやいやいや、
私が知る必要ある?
これは完全に
「判断を私に委ねてきている」=責任転嫁です。
こういうとき、
以前の私は曖昧に受け取って
「ありがとう…」とか言ってしまっていたんですが
今回の経験で学びました。
必要ない情報は、きっぱり断るに限る。
私が使ったフレーズは、
「共有する必要はないと思いますので、大丈夫です!」
これで相手の
“責任逃れのための共有”はバッサリ切り捨てられます。
重要なのは、遠慮しないこと。
こちらにとって不要なら、
はっきり言って問題ありません。

勝手に私の人間関係の輪に入ろうとする人には、距離を置く
Sさんは、
私のつながっている上の役割の人たちに
「自分もつながっておきたい」と言ってきました。
「直接やりとりができた方が便利ですし、
グループLINE作ったらどうですか?」
という、無神経すぎる提案もあり
とても驚きました。
いやいやいやいや、
あなたは会計。
私は子ども会。
役割違いますよね?
人間関係を広げて
「情報通ポジション」を取りたがるタイプ
なんでしょうけど、
勝手に人のつながりに入ってこようとするのは、
本当に迷惑。
さらに、
やたらとなんでも自分で詮索して
情報を取りに来る姿勢も見えてきて…
「これはマウント取りたいだけだな」と
感じる場面も多々ありました。
こういうとき、
私はすべて拒否しました。
「必要な役割に専念すればいいと思います」
この一言で、
相手に余計な手出しをさせないように線を引きました。
付き合いすぎると、
自分の業務がどんどん侵食されていくので要注意です。
曖昧な言葉で丸投げされたら、はっきり返す
Sさんのメッセージって、
とにかく曖昧なものが多いんです。
「〜ですので…。」「〜ですが…。」のように
いつも語尾がにごっていて、
何が言いたいのかよくわからない。
要は、「悟って?」というスタンス。
でも、私はエスパーではないので、
はっきりしてもらわないと困ります。
(わかりたくもないです。)
だから、最近はこう言うようにしました。
「結論を教えてください」
「私は判断できません。Sさんで対応してください」
これだけで、曖昧な責任転嫁を防げます。
正直なところ、
このタイプが一番腹が立ちます。
言うだけ言って、
最終的な判断や責任は人に押し付ける。
しかも言葉は柔らかいから、
一見感じが良さそうに見えるけど、実態は
“責任から逃げる女のクズ”
だと私は思っています。
(言いすぎ?でも本音です)。
過去の話は聞き流して、今に集中する
今年、地区の運動会が
久しぶりに開催されることになりました。
(コロナで一時中止になっていたため)
まだまだ先の話だし、
何も具体的に決まっていない段階。
なのにSさんは、
わざわざ過去の運動会の資料を引っ張り出してきて
プリントアウトし、
「一応、共有しておきますね」と
私に渡してきたんです。
「こうなんですかね~」
「これはどうなんですかね~」
って・・・
……いやいや、
「何も決まってないんだから、
過去どうだったって話されても困るんですが?」
って思いませんか?
これ、
完全に人の時間を奪ってる行為です。
本人にその自覚がないから
さらにたちが悪い。
私はこのとき学びました。
過去の話にばかりこだわって、
自分の“詮索欲求”を満たしたいだけの人には、
こう言えばいい。
「それ、今の話に必要ですか?」
この一言で、
相手の“なんとなく不安だから調べてきた”
という自己満足を止めることができます。
情報が役立つかどうかより、
“誰かに見せて安心したい”
という気持ちが前に出てるときって
本当に扱いに困りますよね。
だから私は、
「見せて安心したいんだろうな」と思った瞬間に、
あなたの安心、私には関係ない
と切り分けることにしました。
もちろん、私が「好き」なお友達や知人、
親しくさせて頂いている方であれば、
”雑談”のカテゴリーで全然付き合います。
むしろ一緒に感情を共有したいと思います。
でも
少なくとも、私はSさんとは
そんな感情共有したくない…。
この人、友達いないんだろうな…
と思いつつ、申し訳ないですが、
私には関係ない
と切り分けることにしました。
それからは、
「ありがとうございます、でも
今は必要ないので保管だけお願いしますね」
と、やんわりだけど
“受け取りません”の姿勢を貫いています。

まとめ:「振り回されない」は、自分を守るということ
今回、Sさんとのやり取りを通じて
私はひとつひとつの場面で学びました。
「関わっても無意味なやり取りに、エネルギーを使わない」
もう、これを
実践レベルで身につけた感じです。
思えば、
- 必要のない情報を押し付けてくる
- 人間関係を勝手に広げようとする
- 曖昧な言葉で責任をこちらに回してくる
- 過去の話を持ち出して、自分の不安を解消しようとする
――どれもこれも、
「人の時間と神経を使って、自分の気持ちを処理している」
行為なんですよね。
でも、それって本来、
自分でやるべきこと。
私は仲良くもないあなたの気持ち処理係じゃないし、
あなたの不安に、私を巻き込まないでほしい。
そう思った瞬間から、私は
「これは自分に必要な話か?」
をひとつの判断軸にしました。
そして、
いらないものは受け取らない。
押しつけられそうになったら、
やんわりでもはっきりと断る。
そのルールを自分の中に持つだけで、
びっくりするほど心が軽くなったんです。
もちろん、言いにくい場面や
カドが立つだろうな~
と思われる場面では我慢してその場を過ごしている・・・
という時もありますが
相手を変えるのではなく、
自分の境界線をちゃんと引く。
それが
「話の通じない人」や
「責任を丸投げしてくる人」から自分を守る
いちばんのコツだと私は思っています。
今回もお読みいただき、ありがとうございました!
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