「なんであの人がチヤホヤされるの?」
「私の方がちゃんとやってるのに…」
そんな風に思って、モヤモヤしたこと、ありませんか?
私自身、これまで何度もこういう場面に出会ってきました。
でも最近は
でもこれって、そもそも…
私とあの人たちは“別のフィールド”で生きているだけなんだ
こんな風に気づいたことで、
気持ちがぐっとラクになりました。
今日はそんな
「報われない真面目さ」との向き合い方について、
私なりの考えや対処法をまとめてみたいと思います

私のモヤモヤ体験
ある日、地域のお祭りの準備で私は
参加者の名簿を集めたり、
各班の情報を取りまとめたりといった役割を担当することになりました。
提出期限を決めて、
わかりやすく案内を送り、
質問にも丁寧に対応して…。
地味な作業ですが、
全体がスムーズに動くように
心を配って動いていたんです。
ところがある班の班長さんから届いた名簿は
名前も順番もぐちゃぐちゃ、
役割の割り振りまで間違っていて…
結局、
そこに書かれている内容を私がチェックして、
何度も班長さんに確認し直す羽目になりました。
でも、
その班長から謝罪の言葉はなく、
「確認しときます〜」という軽い返答だけ。
それだけならまだしも、
その人がグループLINEに何か書き込むと、
周囲はすぐにスタンプで反応。
一方、私が事務連絡を送っても、既読スルー。
スタンプどころか、リアクションすらゼロ。
心の中で、「どういうこと??」と
何かがガラガラと崩れる音がしました。
何が一番悔しかったのか?
あとから振り返ると、私は単に
「リアクションがなかったこと」に
怒っていたのではありません。
「私はこんなに丁寧に動いているのに」
「誤りがあってもスルーされる人が、なぜかチヤホヤされる」
…そんな理不尽さを目の当たりにして、
自分の価値が否定されたような気持ちになったんですね。
自分なりに
「誠実にやること」を大事にしてきたからこそ、
真面目であることが報われないような現実に、
悔しさを感じてしまったんだと思います。
気づいた「フィールドの違い」
でも、その夜ふと気づいたことがありました。
「あの人と私は、そもそも
“やってる競技”が違うのかもしれない」と。
たとえば私は、
正確さや責任感を軸に行動している。
一方、相手は
「親しみやすさ」や「ノリの良さ」で
人と関わるのが得意なタイプ。
つまり、
まるでバスケと水泳の選手を比べてるようなもの。
競技が違えば、評価されるポイントも違うんです。
そしてもう一つ。
私は基本的に“群れないタイプ”。
一匹狼でも淡々とやることをやるのが
自分にとっての「自然」なんです。
だから、グループ内で
「うんうん」「だよね〜」と共感しあう輪に、
最初から入っていないだけ。
それに気づいた瞬間、ふっと肩の力が抜けました。
「私は私のやり方で、静かに信頼を積み上げていこう」と。
それでも私が“ちゃんとやる”理由
確かに、
真面目にやると損した気分になること、あります。
でも、私は「ちゃんとやる」ことをやめたくないんです。
なぜならそれは、
「自分との信頼」を積み重ねることだから。
誰に褒められなくても、反応されなくても、
「私はあのとき、やるべきことを丁寧にやった」
と言える自分でいたい。
それこそが、静かな自信になるからです。
そして、
そういう姿を見てくれている人が、実はちゃんといる。
すぐに気づかれなくても、
誠実さはじわじわ伝わっていくと信じています。

まとめ
- モヤモヤの正体は、「ちゃんとやってる自分が報われていないんじゃないか?」という悔しさ
- 評価される軸やフィールドは、人によって違う
- 群れないからこそ、自分との信頼を大切にしている事に誇りをもつ
- 静かに積み上げる“誠実さ”は、長い目で見れば必ず意味を持つ
世の中は「見える努力」ばかりが評価されるとは限りません。
でも、
自分の中にある「正しさ」を大切にして生きる人は、
ふり返った時に必ず意味のある形で報われると私は信じています。
今日も、ブレない自分でいたいですね。
ちょっと根暗でしたかね。(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!