品格のない言葉を前に、どう向き合うか〜夫の発言に疲れながらも学んだこと〜

「ハッ!こんな暑い日に
パチンコに行く奴もいるんだな」
「◯◯するやつなんてバカだ」

私の夫は、こんなふうに
思ったことをすぐに口にします。

しかも、ただの独り言のように
小さくつぶやくのではなく

わざわざ嫌味を込めて、
まるで
自分が正しい”かのように言い放つのです。

少し前までは
「まあ性格だから仕方ない」
と思っていました。

でも、

出かける度にこれを聞き続けると、
私はどんどん疲れてしまいました。

「また始まった」と、げんなりし

同じ家族として「恥ずかしい」
と思うことも増えていきました…

正直、今回の記事は
ネガティブな身内の話なので
書くかどうか迷いました。

でも、

自分にとっての学びをまとめておくことは
きっと自分の為にも、誰かの役にも
たてるはず…

私がより良い人生を送っていくためにー
そんな想いで書いてみたいと思います。

ある日の出来事

ある日、私は何気なく夫に話しかけました。

「このカバンのチャームのリボン、なんだかドラゴンボールのレッドリボン軍みたいじゃない?」

ただの、しょーもない雑談でした。

ところが、夫は無言。
反応がありません。

私はつい、「無視ですか…」と
口にしてしまいました。

・・・それがいけなかった。

すると夫はすぐに、
「お前もやってるだろ!」と
強い口調で言い返してきたのです。

確かに、

私は夫の話にあえて
反応しないことがあります。

それには理由があります。

夫の話し方は、

一方的で、相手に敬意がなく
まるで
「自分の頭の中をそのまま垂れ流している」
ように感じることが多いから。

しかも

畳みかけるような早口で、
こちらが答える間もなく
次々に言葉を投げてくる…

それを、昔は毎回きちんと受け止めようと
頑張っていました。

でも、
ある日

私は疲れてしまったんです。

だから

私は「反応しないという選択をする」
と決めました。

でも夫は

「お前もやってるだろ!」とだけ言い放ち
そこから先を考えようとはしません。

つまり、

夫からすれば、
反応しない私に対しての”仕返し”
なんですね。

私なら「なんでそうされるんだろう」と
相手の気持ちを想像しようとするけれど、

夫は

「責められた」と感じた時点で
反撃して終わってしまう。

…子供みたい。

この違いに、とても苦しさを覚えます。

私とのやり取りに
”学ぶ” ものなど何もない、
”自分が正しい”

夫がそんな風に考えているように
感じるからです。

私が感じる「恥ずかしさ」

夫の発言に対して、私はよく
恥ずかしい」と感じます。

これは、夫を見下しているからではありません。

私はこの歳になって、まだ未熟ながらも
「品格を大事にしたい」「丁寧に生きたい」
と思うようになりました。

だからこそ

品のない言葉を耳にすると
自分の価値観とのギャップが
強く浮き彫りになり、

居心地の悪さや恥ずかしさを感じる事
つながっているのだと思います。

また、「妻」という立場もあります。

夫が口にした言葉は、周りから見れば
「夫婦の姿」として映るかもしれない。

その視線を想像すると、
自分が一緒にいること自体が
恥ずかしいように感じるのです。

私の対応

そんな理由で、
最近の私は、夫の発言、行動に対して
大きく3つの対応をしています。

  1. 反応しない
    相手の発言を聞き流す。
    無視しているように見えるかもしれませんが、私にとっては「自分の品を守る選択」です。
  2. 心の中でラベルを貼る
    「また出たな」「今日はダダ漏れモードだ」など、頭の中で軽く名前をつける。
    そうすることで、感情に巻き込まれにくくなります。
  3. 気持ちを言葉にする準備だけはしておく
    今すぐには言えなくても、もし言葉にできる日が来たらこう言おう…という練習をしておく。

こんな感じで、夫の恥ずかしい行動から
私は自分を守っています。

もし言葉にして伝えるなら…

でも、もし、
この私の考えを面と向かって夫に伝えても

夫は私に

責められた・否定された”と感じて
反撃の言葉を投げかけて来る
でしょう。

そんな未来が容易に予想できるので、

今は何も伝えない
という選択をしています。

だって自分が疲弊するだけですもの

でも、いつか、私はこう思っている
と伝えなきゃいけない日も来る
と思っています。

なので・・・

「言葉にできる日が来たら、こう言おう」
と練習をしています。

それは

「あなたが悪い」と責める言葉ではなく
「私はこう感じる」と伝える言葉です。

  • 「そういう言い方を聞くと、私はちょっと恥ずかしいなって思うんだ」
  • 「私は丁寧に生きたいから、もう少しやわらかい言葉で話してもらえると安心できる」
  • 「私は、家族の言葉がそのまま自分の印象になる気がしてしまうから、気になってしまうんだ」

こうした言い方なら
相手を直接否定せずに
「私」を主語にして話せます。

もちろん、

夫が理解してくれるとは限りません。
やはり、自分の正論を武器に
反発してくると思われます。

なんなら、
自分の人格の無さを

毎日忙しいから、と、 
”ストレス”
のせいにしてくるかもしれません。

でも、少なくとも

私はこうありたい」という
自分の軸を言葉にしておくことは、
私自身を支える力になると感じています。

「言えない自分」を責めない

正直に言うと、私が夫に言わないのは、
「どうせまた嫌がらせのように返される」
と不安に思っている部分が大きいです。

でも、今はそれでいいのだと思います。

言わないのは逃げではなく、
「今は言わない」と自分で決めているだけ。

それは、
自分を守るための立派な選択だと信じています。

まとめ

夫の品格のない言葉に
私は毎日のように疲れ
恥ずかしさを覚えます。

でも、その中で

私はどうありたいのか」
「どう自分を守るのか」

を考えるようになりました。

反応しないことも
ラベルをつけて受け流すことも
言葉を準備しておくことも…

それらは私が
丁寧に生きたい」と願う気持ちの表れです。

まだまだ未熟だけれど、私は少しずつ
自分の品格を守る言葉」を育てていきたいと思っています。

お読みいただきありがとうございました。

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