気づけば40代。
体のあちこちに「変化」を感じるようになってから
冷えとむくみはずっと私の小さな悩みの一つでした。
仕事でもプライベートでも
私はパンツスタイルが多いほう。
スカートよりも動きやすいし
子育て中ということもあって
しゃがんだり走ったりする日常に馴染んでいるからです。
でも、パンツスタイルって
意外と足首が冷えるんですよね。
くるぶし丈のパンツにショートソックスだと
座ったときにふくらはぎがスースーする。
電車の中やデスクの下、冷房の風があたるたびに
足先からじんわり冷えてくる感覚が
ずっと気になっていました。
Contents
レッグウォーマーっておばさんくさい?そう思っていた過去の自分へ
正直、昔は
「レッグウォーマーってダサい」
と思っていたんです。
学生の頃に流行ったルーズソックスの
イメージが強すぎて、
どこか部屋着っぽいというか
“見せるものじゃない”っていう偏見が
自分の中にありました。
でもある冬の日、無印でふと見かけた
コットン素材のレッグウォーマーを
試しに家用として買ってみたんです。
そしたら……。
あったかい!
足首が冷えないって
こんなに全身が楽なの?っていうくらい
体の巡りがよくなった感じがしました。
それ以来、私は外出時にも
レッグウォーマーを取り入れるようになりました。
パンツの裾の中にこっそり忍ばせれば
見た目も気にならないし
ひざ下までしっかりカバーできるので
寒さを感じにくくなる。
これは私の中で大きな発見でした。
冷えを守るだけじゃ足りなかった
ただ、温めるだけでは
どうにもならない悩みも出てきました。
それが「むくみ」です。
とくに生理前や疲れている日
夕方になるとふくらはぎがパンパン。
ブーツがきつく感じたり
靴下の跡がくっきり残っていたりして
「私、こんなにむくんでるんだ」と
鏡を見るたびにがっかりしていました。
40代になってからは、それが
“冷えからくる”のか
“運動不足”なのか
“血流の問題”なのか
なんとなく混ざっている感じがして
もうどう対処すればいいのか
分からなくなっていたんです。

着圧って、実は怖い?と思っていた
そんな時、ふと思い出したのが
出産時に病院で履かされた着圧ストッキングでした。
足元にピッタリとフィットしていて
なんとなく「守られている」ような
安心感があったんですよね。
調べてみると、
あれは「血栓予防」のためだった
と知って納得。
つまり、
ふくらはぎの血流をサポートするために圧をかけていた
というわけです。
でも正直なところ
着圧ソックスや加圧レギンスって
どこか苦しそうなイメージがあったんです。
「締めつけすぎて血が止まるんじゃ…?」
「夜も履いて大丈夫なの?」
そんな不安が先に立って
今までちゃんと向き合ってきませんでした。
冷え性+むくみ女子には、加圧レッグウォーマーという選択肢があった
そんな私が出会ったのが
着圧機能つきのレッグウォーマーです。
「どうせレッグウォーマーで足首を守るなら
加圧タイプにしたら一石二鳥かも?」
そんな思いつきで探してみたら
想像以上に種類があることにびっくりしました。
最初に買ってみたのは、
楽天で気軽に買えた
絹屋の加圧レッグウォーマー
ほんのり暖かくて
でも締め付け感はほぼなく、
「これはいける」と感じました。
絹なので保湿もされてて痒くならないし
日中のデスクワークにもぴったり。
さらに、
スリムウォークのレギンスや
メディキュットのレッグウォーマータイプ
も試してみました。
いずれも“段階的に圧をかける設計”で
履いて数時間経つと
「そういえば今日、脚が軽いかも?」
という実感が出てくるんです。
おしゃれじゃなくても、自分がラクならそれでいい
もちろん、おしゃれを優先すれば
着圧ソックスやレッグウォーマーは
ファッション的には「地味」です。
でも、私が今求めているのは、
「一日を少しでも快適に過ごせること」。
昔、TVでおすぎとピーコのピーコさんが
「おしゃれは我慢!」
とおっしゃってたけれど(笑)
おしゃれは好き。でも、
不調をごまかしてまで無理するのは、
もう卒業したい。
そう思えるようになってから
私は堂々と
「足元防寒&むくみ対策」を
取り入れるようになりました。
(オバ化ではないと信じたい…)
レッグウォーマーを履いていると
気持ちもなんだか落ち着くんですよね。
冷えから守られている安心感と
足首を支えてもらっている安定感。
たったそれだけで、
自分をちゃんと大切にしている気がします。
加圧って、ちょっとした筋トレの代わりかもしれない
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれますが
加圧レッグウォーマーを履いていると
じんわり血が巡っている感覚があります。
歩いた時の反発力というか
筋肉のサポートというか…
言葉にはしにくいけれど、
「履いてる方がラク」という感覚。
これって、もしかしたら
軽い筋トレの代わりになっているのかもしれません。
実際、家にいる時間が増えたり
運動量が減ったりしている今の私には
「履いているだけで脚に仕事をさせる」って
すごくありがたいサポートです。
気をつけていることも、もちろんあります
ただし、使い方には注意もしています。
- 着圧が強すぎるものは避ける
- 夜用は昼間に使わない(逆もまた然り)
- 肌に合わない素材はNG(化繊100%だとかゆみが出やすい)
- 毎日履かず、様子を見ながら取り入れる
あくまで「補助的なサポート」として
体調にあわせて使うのが私のやり方です。
そして、
冷えやむくみの根本改善には
やっぱり生活習慣や血流の工夫も必要。
それは重々わかってる。
でも、こういうアイテムがあることで
「なんとか今日を心地よく乗り切れた」
と思える瞬間が増えたのは、確かな変化です。

いま、同じように足元の冷えやむくみで悩んでいる方へ
レッグウォーマーって
「年配の人が使うもの」と思っていたかもしれません。
私もそうでした。
でも今では、私の毎日には
欠かせない味方になっています。
ちょっとした違和感、冷え、疲れ……
日々の積み重ねで感じている不調を、
「年齢のせい」にして諦めなくていいと思うんです。
たった一つのアイテムで
ここまで心地よさが変わるなんて。
自分でもびっくりするくらい
小さなことが暮らしを変えることってあるんですね。
さいごに
私はまだ、冷えもむくみも
完全には解消できていません。
でも、「こういう選択肢があるんだ」と知ることで
前よりも少し自分の体と向き合えるようになりました。
冷えは万病の元とも言いますし・・・
着圧レッグウォーマーという選択が
私にとっての“小さな支え”になってくれたことを
誰かにそっと伝えたくてこの記事を書きました。
少しでもお役に立てていれば嬉しいです。
今回もお読みいただきありがとうございました。
コメントを残す